忘年会とワインバー“Cheers”
クリスマスから正月へと街の色彩が
ドラスティックに一変するのが面白い季節です。
昨日、僕も中学時代の忘年会に行き
旧友と懐かしい再会をして
その後、親友一人とCHEERSにいきました。
チアーズでは、久しぶりにワインの師匠に遭遇。
なかなか師匠とワイン談義ができない日々でしたが、
やっと機会に恵まれました。
親友と師匠と3人で、話も盛り上がり
結局、終電までには帰るつもりだったのに
2時半までワインを教わっていました。
そのとき飲んだワインは、まず最初に
“メオ・カミュゼのマルサネ”。(と思う
おそらく04だと思います。
コート・ド・ニュイでもマルサネは初めてかも。
僕は、ミネラルが豊かで北方の寒い空気と大地を感じさせる
味わいが好きでしたが、親友には辛いと不評。
次が、イタリア・ピエモンテのネッビオーロ、バローロの格下げ品。
“ il Favot (イル・ファヴォット) ”
年間8000本しか生産されないものだそうで、
グラマラスなボディ。
あたたかな日差しを感じさせる
果実の豊満な味わいで、親友にも好評。
こちらは最初のワインとうってかわって鮮やかです。
マルサネがモノクロ写真のストイックな魅力とするのなら
こちらはカラフルでヴィヴィッドな映像でしょうか。
アートとしては甲乙つけられないものです。
次が、Beauneの02。。。。(それだけじゃなんのこっちゃですよね
ピチピチとした、元気溌剌、若々しいピノ。
青々しい味わい。
まだ飲み頃にはちょっと早いのではないか、
と思いました。(良い年だけに
造り手失念。 お恥ずかしい。
困りますね、飲むと、もう記憶があいまいで。
かと言って、メモを取るのも野暮ったいのかなぁ、、、
師匠には「もっと純粋に楽しめ」と叱られそうです。
それにしても昨日は、
「おまえのワイン知識は0に等しい」
などなど厳しく師匠に叱られたなぁ、、、
時間を忘れて
とても楽しい夜を過ごすことができました。
親友も巻き添えで
帰れなかったことは言うまでもありません。
by BRILLAT | 2006-12-28 14:13 | Maison