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赤坂 mi-colle

是非、BRILLATを連れて行きたいお店です。
なぜなら、


 ‘もはやチーズそのものなチーズケーキ’ 


に合わせたワインを出しているからです。


ロックフォール
赤坂 mi-colle_a0087921_112072.jpg


これは青カビのチーズケーキです。

甘さが先にくるのですが、
後から襲う青カビの味は強烈です。
もはやチーズケーキではなく、チーズそのものです。
それでも、下のクッキーの部分に甘さがあるので、
この部分と口にすれば、不思議と程よい甘さとチーズの味を楽しめます。


なぜチーズをそのまま出さずに、あえてチーズケーキにしたのか、
大きな疑問を残してお店を後にしました。

ちなみに、材料の90%がチーズだそうです。


ここではもう一つ

キャラメルポワ-ル をいただきました

赤坂 mi-colle_a0087921_181563.jpg


上のチョコレートの部分は、若干粘性を帯びていました。
そのおかげで全ての層と絡み、各層の味を引き立てていました。
一番下には洋ナシがあるのですが、これがまた洋酒が強く、
全体的に大人をイメージさせるケーキでした。



紹介までに友人が食べたチーズケーキ

リコッタ&ピンクペッパー

赤坂 mi-colle_a0087921_1153447.jpg


ミコレでは、常時6種類のチーズケーキを用意し、
これに合わせてワインとのセットがメニューの一つに入っています。
チーズケーキに使用されているチーズは、
リコッタ、青カビ、カマンベール、クリームチーズです。

ケーキ屋というよりは、喫茶ですね。


ワインの好きな方に向いているお店だと思います。
そういった点で、まさにこのブログに向いているお店です。


ショップデータ:

赤坂ミコレ / ‐‐‐‐‐‐

http://www.akasaka-mi-colle.com/

所在地 東京都港区赤坂3-6-10

● 最寄駅 千代田線赤坂駅2番出口徒歩2分
● TEL  03-3583-5337
● 営業時間 AM11:00~PM11:00(テイクアウトは~AM0:00)
         土曜日は ~PM5:30
● 定休日 日曜祭日


posted by CAREME

  # by BRILLAT | 2007-02-09 01:27 | Gateaux

Domaine Louis Chenu Savigny-les-Beaune Vieiles Vignes 2002 ★★★★

Domaine Louis Chenu  Savigny-les-Beaune Vieiles Vignes 2002  ★★★★_a0087921_13471696.jpg


お気に入り度:★★★★
コメント:何の特別なところの無い、普通の可愛らしい少女

    

【基礎情報】 
銘柄:ACサヴィニ・レ・ボーヌ -ルージュ-ヴィエイユ・ヴィーニュ 2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
生産者:美人姉妹で有名なルイ・シュニュ
品種:ピノ・ノワール
購入店:アウトレットワインTOKYO
価格:3600円
備考:
平均樹齢60年のヴィエイユ・ヴィーニュ。
全くの無名生産者なものの、ワイン誌で特集が組まれたりと、
注目を集めはじめています。
『ワイナート』36号のテイスティングでも紹介され、
「密度が高い果実味」、「分かりやすい味」、「甘いラズベリー的な香り」
とコメントされています
(アウトレットワインTOKYOより)


【外観】
色:薄いけど褐色味のあるルビー
グラデーション:縁はほとんど透明
艶:良い
透明度:高
粘度:中


【香】
強さ:4
好感度:4
コメント:
あぁ、ピノだなぁーと懐かしくなるこの香り。
どこかしら若い少女的な芳香(動物香にして、官能でもなく野生でもなく)
程よい果実はベリー系。
総じて繊細で可憐。女性的。


【味】
アルコール感:2+
凝縮度:4
感触:うん、しっかりとしみこむ
甘味:3
酸味:4
タンニン強度:3
複雑度:5
余韻持続度:2
フィネス:4
コメント:
ミネラル感強く、旨味エキスを味わう系。
アタック感弱めで、優しくスルスルと良く進む。
ばんばんに果実味で押してくる味ではなく
旨味やまとまりの良さを魅力としているワインだと思います。
そして、若い。

この深い思考を欠いたところ、そして
華やかな女性らしさや、妖しさを持っているところ、

14歳にして妻となった若き
マリー・アントワネットのようです。
まさに、あの映画がこのワインでしょう。

決してハプスブルグの家系の顔立ちを持つ彼女は
絶世のビューティというわけではなかった。

その彼女が 彼女足りえたのは
その佇まい、振る舞い、雰囲気が “エレガンス” であったから。

ただの普通の少女。
何の変哲も無い普通の... それが彼女の虚飾を去った姿です。


マリアージュ:
音楽:Natural’s not in it / GANG OF FOUR
    I Want Candy / Bow Wow Wow
映画:マリー・アントワネット / ソフィア・コッポラ
建築:プティ・トリアノンのルソーの自然回帰

MEMO:
以前から飲みたいと念願のルイ・シュニュです。
前はデザインにフォーカスして記事を書きましたが、
やっと飲めました。

どこかしらに漂うフェミニズム、そして
パンキッシュさ。アバンギャルドさ。
感性的で、僕の共感を深く呼ぶ点。
一方で持つ女性的母性。 優しさ。弱さ。

ただの女の子に過ぎなかったアントニア。
そして史上最高に有名な王妃となった可憐な儚い後姿。
このワインはまさしくマリー・アントワネットのようです。


なんだか最近
彼女ばかりフォーカスしていますねw


ほんとルイ・シュニュはサイトも大好きなので是非見てください。
http://www.louischenu.com/

追伸:
「レ・ミゼラブル」という映画が久しぶりに最高でした。
岩波から出ている本も読んでみる予定です。

音楽では、“The View” を聴いています。
僕の無二の友人が「音楽さえあればいいと思わせてくれる稀有なバンド」と
彼等を評しました。

僕も、最後に何を残すか問われたら迷わず
「音楽」と答えるでしょう。


poted by BRILLAT

  # by BRILLAT | 2007-02-04 13:50 | Bourgogne

自由が丘 モンサンクレール

タルトフリュイ

自由が丘 モンサンクレール_a0087921_0353625.jpg


彦麿呂の言葉を借りるならば

「 ケーキの宝船や~~ 」

ですね。

フルーツの輝きが目を引く、美しい仕上がりです。

タルトの部分はショコラ生地になっています。
ショコラなのですが、甘さよりも ‘焼き’ を感じる味でした。
フルーツの酸味がとてもさわやかで、
午後のゆっくりとした時間に最適です。
フルーツ特有の酸味と甘みがこのタルトを作り上げています。


小さな宝船は、予想をはるかに超える大きな幸せを運んでくれました。

参考までに、友人の食べたケーキの紹介です。

ガレットフレーズ
自由が丘 モンサンクレール_a0087921_0473755.jpg

バターたっぷりのタルト生地に、いちごがのっていて、
いちごの奥にはチーズクリームのような
さっぱりとしているなかにコクのあるクリームが隠れていました。


ショコラプランス
自由が丘 モンサンクレール_a0087921_0482121.jpg

こちらもショコラタルトでした。上はチョコレートムースですね。


モンサンクレールへ足を運ぶの2度目です。
どちらも3時近くに行ったため、ショーケースの中は、売り切れごめん!状態でした。
前回は本当に数種類しかなく、しかも並んでいたため、
次々無くなっていってしまい、残された選択肢がわずかでした。

今回は、前回よりも若干多かったものの、
やはり目当てとしているケーキにはまだお目見えしていません。

次回は、オープンに合わせて行きたいと思います。


ショップデータ:

モンサンクレール / 辻口博啓 スイーツブームの先駆け的存在

http://www.ms-clair.co.jp/


所在地 東京都目黒区自由ヶ丘2-22-4

● 最寄り駅 東急東横線自由が丘から徒歩 10分
● TEL 03-3718-5200
● 営業時間 11:00~17:30(ラストオーダー)
● 定休日 不定休 随時HPに掲載


posted by CAREME

  # by BRILLAT | 2007-02-04 01:00 | Gateaux

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