お気に入り度:★★★★
コメント:何の特別なところの無い、普通の可愛らしい少女 【基礎情報】 銘柄:ACサヴィニ・レ・ボーヌ -ルージュ-ヴィエイユ・ヴィーニュ 2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
生産者:美人姉妹で有名なルイ・シュニュ
品種:ピノ・ノワール
購入店:アウトレットワインTOKYO
価格:3600円
備考:
平均樹齢60年のヴィエイユ・ヴィーニュ。
全くの無名生産者なものの、ワイン誌で特集が組まれたりと、
注目を集めはじめています。
『ワイナート』36号のテイスティングでも紹介され、
「密度が高い果実味」、「分かりやすい味」、「甘いラズベリー的な香り」
とコメントされています
(アウトレットワインTOKYOより)
【外観】色:薄いけど褐色味のあるルビー
グラデーション:縁はほとんど透明
艶:良い
透明度:高
粘度:中
【香】強さ:4
好感度:4
コメント:
あぁ、ピノだなぁーと懐かしくなるこの香り。
どこかしら若い少女的な芳香(動物香にして、官能でもなく野生でもなく)
程よい果実はベリー系。
総じて繊細で可憐。女性的。
【味】アルコール感:2+
凝縮度:4
感触:うん、しっかりとしみこむ
甘味:3
酸味:4
タンニン強度:3
複雑度:5
余韻持続度:2
フィネス:4
コメント:
ミネラル感強く、旨味エキスを味わう系。
アタック感弱めで、優しくスルスルと良く進む。
ばんばんに果実味で押してくる味ではなく
旨味やまとまりの良さを魅力としているワインだと思います。
そして、若い。
この深い思考を欠いたところ、そして
華やかな女性らしさや、妖しさを持っているところ、
14歳にして妻となった若き
マリー・アントワネットのようです。
まさに、あの映画がこのワインでしょう。
決してハプスブルグの家系の顔立ちを持つ彼女は
絶世のビューティというわけではなかった。
その彼女が 彼女足りえたのは
その佇まい、振る舞い、雰囲気が “エレガンス” であったから。
ただの普通の少女。
何の変哲も無い普通の... それが彼女の虚飾を去った姿です。
マリアージュ:音楽:Natural’s not in it / GANG OF FOUR
I Want Candy / Bow Wow Wow
映画:マリー・アントワネット / ソフィア・コッポラ
建築:プティ・トリアノンのルソーの自然回帰
MEMO:以前から飲みたいと念願のルイ・シュニュです。
前はデザインにフォーカスして記事を書きましたが、
やっと飲めました。
どこかしらに漂うフェミニズム、そして
パンキッシュさ。アバンギャルドさ。
感性的で、僕の共感を深く呼ぶ点。
一方で持つ女性的母性。 優しさ。弱さ。
ただの女の子に過ぎなかったアントニア。
そして史上最高に有名な王妃となった可憐な儚い後姿。
このワインはまさしくマリー・アントワネットのようです。
なんだか最近
彼女ばかりフォーカスしていますねw
ほんとルイ・シュニュはサイトも大好きなので是非見てください。
http://www.louischenu.com/
追伸:「レ・ミゼラブル」という映画が久しぶりに最高でした。
岩波から出ている本も読んでみる予定です。
音楽では、“The View” を聴いています。
僕の無二の友人が「音楽さえあればいいと思わせてくれる稀有なバンド」と
彼等を評しました。
僕も、最後に何を残すか問われたら迷わず
「音楽」と答えるでしょう。
poted by BRILLAT