カテゴリ:Bourgogne( 29 )

 

Louis Page Chambolle Musigny 1998 ★★★★★+

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お気に入り度:★★★★★+
コメント:たおやめぶり


【基礎情報】 
銘柄:シャンボール・ミュジニー 1998
国:フランス
地域:ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ
生産者:ルイ・パージュ(ラブレ・ロワ)
品種:ピノ・ノワール
購入店:アウトレットワインTOKYO
価格:2625円
備考:
ルイ・パージュ社は1776年にムルソーに設立された、
コタン・フェレール グループが持つ6つのネゴシアンの内のひとつです。
ルロワやヴォギュエ、ジョセフ・ドルーアンといった超名門も
こぞってリリースする、ニュイきっての人気ワインが
このシャンボール・ミュジニィです。
北部と南部、2つのエリアで微妙に異なった個性を発揮しますが、
総じて他の産地のワインとは次元が違うと思えるほどに美しい、
華やかな果実味が味わえます。
(アウトレットワインTOKYOより)

【外観】
色:色の薄い少し枯れた褐色味
グラデーション:低
艶:良
透明度:高
粘度:中


【香】
強さ:3
好感度:4
コメント:
もう充分に熟れていることを告げる深い香り。
それでいて優しく荘厳。 繊細。

ただし、そっけない。

【味】
アルコール感:3
凝縮度:3
感触:優しい、豊か、たおやめぶり
甘味:3+
酸味:4
タンニン強度:2
複雑度:4
余韻持続度:3
フィネス:5
コメント:
ミュジニーらしさが出ているのではないかと思います。
求めても、求めても、逃げていく。
そんな魅力を追いかけたくなるのです。
全体として薄く、少しミネラル感があり細身、
女性的です。

マリアージュ:
音楽:ヴァイオリンの独奏、繊細な音のつかいかた
料理:難しいところです。内向的な性質に適うもの。

MEMO:
ワインは瓶差があるのが面白いです。
工業製品ではないので、どれとして完全に同じものはない。
まるで、農産物の有機栽培の野菜のように不揃いの魅力。

それが詰まっているのがブルゴーニュかもしれないですね。


追伸:
もう一週間近く酒は飲んでいません。
今後も減らしていく予定です。

ところで
近所に熊鍋なるものを発見。
果たして熊ってどんな味がするのでしょう・・・・・。  気になります。



posted by BRILLAT
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  by BRILLAT | 2007-02-13 12:16 | Bourgogne

Domaine Louis Chenu Savigny-les-Beaune Vieiles Vignes 2002 ★★★★

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お気に入り度:★★★★
コメント:何の特別なところの無い、普通の可愛らしい少女

    

【基礎情報】 
銘柄:ACサヴィニ・レ・ボーヌ -ルージュ-ヴィエイユ・ヴィーニュ 2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
生産者:美人姉妹で有名なルイ・シュニュ
品種:ピノ・ノワール
購入店:アウトレットワインTOKYO
価格:3600円
備考:
平均樹齢60年のヴィエイユ・ヴィーニュ。
全くの無名生産者なものの、ワイン誌で特集が組まれたりと、
注目を集めはじめています。
『ワイナート』36号のテイスティングでも紹介され、
「密度が高い果実味」、「分かりやすい味」、「甘いラズベリー的な香り」
とコメントされています
(アウトレットワインTOKYOより)


【外観】
色:薄いけど褐色味のあるルビー
グラデーション:縁はほとんど透明
艶:良い
透明度:高
粘度:中


【香】
強さ:4
好感度:4
コメント:
あぁ、ピノだなぁーと懐かしくなるこの香り。
どこかしら若い少女的な芳香(動物香にして、官能でもなく野生でもなく)
程よい果実はベリー系。
総じて繊細で可憐。女性的。


【味】
アルコール感:2+
凝縮度:4
感触:うん、しっかりとしみこむ
甘味:3
酸味:4
タンニン強度:3
複雑度:5
余韻持続度:2
フィネス:4
コメント:
ミネラル感強く、旨味エキスを味わう系。
アタック感弱めで、優しくスルスルと良く進む。
ばんばんに果実味で押してくる味ではなく
旨味やまとまりの良さを魅力としているワインだと思います。
そして、若い。

この深い思考を欠いたところ、そして
華やかな女性らしさや、妖しさを持っているところ、

14歳にして妻となった若き
マリー・アントワネットのようです。
まさに、あの映画がこのワインでしょう。

決してハプスブルグの家系の顔立ちを持つ彼女は
絶世のビューティというわけではなかった。

その彼女が 彼女足りえたのは
その佇まい、振る舞い、雰囲気が “エレガンス” であったから。

ただの普通の少女。
何の変哲も無い普通の... それが彼女の虚飾を去った姿です。


マリアージュ:
音楽:Natural’s not in it / GANG OF FOUR
    I Want Candy / Bow Wow Wow
映画:マリー・アントワネット / ソフィア・コッポラ
建築:プティ・トリアノンのルソーの自然回帰

MEMO:
以前から飲みたいと念願のルイ・シュニュです。
前はデザインにフォーカスして記事を書きましたが、
やっと飲めました。

どこかしらに漂うフェミニズム、そして
パンキッシュさ。アバンギャルドさ。
感性的で、僕の共感を深く呼ぶ点。
一方で持つ女性的母性。 優しさ。弱さ。

ただの女の子に過ぎなかったアントニア。
そして史上最高に有名な王妃となった可憐な儚い後姿。
このワインはまさしくマリー・アントワネットのようです。


なんだか最近
彼女ばかりフォーカスしていますねw


ほんとルイ・シュニュはサイトも大好きなので是非見てください。
http://www.louischenu.com/

追伸:
「レ・ミゼラブル」という映画が久しぶりに最高でした。
岩波から出ている本も読んでみる予定です。

音楽では、“The View” を聴いています。
僕の無二の友人が「音楽さえあればいいと思わせてくれる稀有なバンド」と
彼等を評しました。

僕も、最後に何を残すか問われたら迷わず
「音楽」と答えるでしょう。


poted by BRILLAT
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  by BRILLAT | 2007-02-04 13:50 | Bourgogne

Domaine Louis Carillon Pere et Fils Chassagne-Montrachet 2001 ★★★★

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お気に入り度:★★★★
コメント:渇望の果てで

【基礎情報】
銘柄:シャサーニュ モンラッシェ 2001
国:フランス
地域:ブルゴーニュ、
生産者:ドメーヌ・ルイ・カリヨン・ペール・エ・フィス
品種:ピノ・ノワール
購入店:ヒグチワイン
価格:セット購入
備考:
軽めだが、赤もなかなか良い作りのものがある。
バランス良く、やさしい味わい。
(ヒグチワイン)

【外観】
色:枯れて艶を少し失したガーネット
透明度:著しく高い
粘度:低

【香】
強さ:3
コメント:
青いマスカットや青リンゴの爽快感溢れる芳香。
その一方で、艶かしさ、獣臭も奥底に渦巻いている。

【味】
凝縮度:2
複雑度:3
甘味:2
酸味:4
タンニン強度:5+
アルコール感:4
余韻持続度:5
コメント:
森ではない。
閑散とした、叢を歩く、草木の青々と茂る場所で。
木の実の要素。リスが、木の実を齧るかのように微かな要素。

【マリアージュ】
料理:白身魚、クリームソース。きつい個性が強いものはダメ。

MEMO:
僕みたいな初心者のシロウトには
全然奥の深い味わいというのは
理解できていないのかもしれないですね。

値段と相反するような評価をいつもしながら、
自分の味覚、嗅覚、視覚は果たして “正しい” のかと
苦悩します。

きっと、ちゃんとしたソムリエさん方が見たらこのブログとか
笑ってしまうのだろうなぁ と思いながら、
それでも書き続けるつもりです。

ワインに無知な僕のような人間が
ワインについて発信できるのがインターネットの
醍醐味であると思っています。

ところで、
「ガストロノミー」のブログは、
今後二人で記事を書いてゆくことになりました。
同じく、“美食” のなかでもエレガンスの追求を
果てしなくしてゆくことで名高いスウィーツの世界についてです。

その記事も今後このブログでアップされていく予定です。
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  by BRILLAT | 2007-01-23 00:53 | Bourgogne

旨味とエキス分を味わうピノの饗宴

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ヴォーヌ ロマネ '02  ミニュレ・ジブール

娘二人によって運営され、近年評価が再上昇している生産者。伸びやかな果実味とミネラリーさがあって、後からタンニンもじわり。洗練され今後が楽しみな一本。


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メルキュレイ クロ・デ・ミグラン '01

フェブレイが熱心に投資しているメルキュレイの中でもご自慢の一級畑。果実味たっぷりで理屈抜きに楽しめる。


(どちらも、購入はヒグチワイン)




下のワインは1級畑です。
僕にしては珍しくブルゴーニュのプルミエクリュを飲んでみました。
どちらも優しく、親しみやすい大地の包容力を感じさせるワイン。

ボルドーやローヌの濃厚系に食傷気味だと、こういうワインからは
まるで、パシュミナのストールでくるまれるような感覚を与えられます。

今回は敢えて評価なしに、無心で、
何も考えずに飲んでみます。

ただ単に 動物的に 味わってみる、 自然に。 無造作に。 
無理してそのワインの世界に踏み込むこともなく。


それもまた良いものです。
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  by BRILLAT | 2007-01-21 18:44 | Bourgogne

Bouchard-Pere et fils Beaune du Chateau 1er Cru Rouge 2002 ★★★

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お気に入り度:★★★
コメント:やさしく微笑む唯一の理解者

【基礎情報】
銘柄:ボーヌ・デュ シャトー  プルミエ クリュ 2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ、ボーヌ
生産者:ブシャール・ペール・エ・フィス
品種:ピノ・ノワール
購入店:ヒグチワイン
価格:ハーフ、セット購入
備考:
ブシャール・ペール・エ・フィスです。
もはや説明も要らないくらいのブルゴーニュのビッグネーム。

ブシャール ペール エ フィス社は、1731年、
ミッシェル ブシャールによってボーヌの街に創業されました。
当初は織物商としてのスタートでしたが、息子ジョセフの代に
ワイン業にも参入し、1775年には、ヴォルネー畑、タイユピエ畑など、
現在の1級畑にあたる優れた区画を購入。
醸造元でもありワイン商でもあるという、
今日まで続く会社形態の礎を築きました。
会社が大躍進を遂げるのは、
三代目のアントワーヌ・フィリベールの時代でした。
1789年のフランス革命で、それまで協会や貴族の所有だった葡萄園が
国に没収され、民間に払い下げられ始めると、
アントワーヌ・フィリベールは、あらゆる機会をとらえて、
優秀な畑を購入しつづけました。
実に101歳という長寿を誇ったこの三代目の方針は、
その後も営々と引き継がれ、現在では、
コート・ドールとブーズロンに総面積130ヘクタール。
内グラン クリュが12ヘクタール、プルミエ クリュが74ヘクタールという、
他の追随を許さぬ大葡萄園主にまで成長したのです。
(http://a-wine.jp/france/fr-bourgogne030720.html)

【外観】
色:透き通るルージュ、少し枯れている
透明度:著しく低い
粘度:低い

【香】
強さ:2
コメント:
奥の奥底。そこにある宝石に手を伸ばす。
それくらいに遠い香り。しかし、大きな魅力。

【味】
凝縮度:1
複雑度:2
甘味:2
酸味:2
タンニン強度:2
アルコール感:2
余韻持続度:3
コメント:
久しぶりに、エキス分の美味しさを味わうワインです。
するすると水のようにいける飲み口と、
親しみやすい料理と喧嘩しない味わい。
その遥か向こうで、ベールにつつまれた神々しい何かが
あるような気がします。

徐々に、キノコのようなピノ的な。。。それも、ハカナイもの。

たとえれば
誰も理解者が無く、一人で悲しみにくれてきた拗ねた若者が
あるとき一人だけ、異性の理解者を得たささやかな喜び。

それも友人に言うでもなく、“ナイコウ的”に抱え込んでいる。

とにかく、つかみそうでつかめない。
ブルゴーニュってこうなんですよねぇ。ホントにタチが悪いwww

だからこその魅力。
初心者には、ゼッタイ勧めないたぐいです。

【マリアージュ】
料理:だめです。みけんにしわを寄せて味わいましょうw
建築:―
音楽:―
絵画:―
   
MEMO:
だめだなぁ ピノは。 
追いかけても 追いかけても・・・・

これだから やめられない!! w


英語の塾をふたつ掛け持ちすることになりました。
資格試験も勉強しなければならず、
結局大学最後の卒業旅行にも行けそうにありません。

勉強します。

それもまた人生でしょう。 がんばります。

ここに来て、やはりワインは値段ではない。
という確信がかすかに芽生えつつあります。
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  by BRILLAT | 2007-01-17 21:30 | Bourgogne

Jean Philippe Marchand Geverey Chambertin VV 2001 ★★★★★★

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お気に入り度:★★★★★★
コメント:日焼けして消えかけた写真

【基礎情報】
銘柄:ジュヴィレイ・シャンベルタン VV 2001
国:フランス
地域:ブルゴーニュ、ジュヴィレイ・シャンベルタン村
生産者:ジャン フイリップ マルシャン
品種:ピノ・ノワール
購入店:ヒグチワイン
価格:セット購入(ハーフ、2200円)
備考:
1813年にモレ・サン・ドニに設立されたドメーヌです。
その後、1983年にはジュブレ・シャンベルタン村に
本拠地を移しています。

【外観】

色:どこか凝縮感に欠けたガーネット(エンジ味を帯びたルージュ
透明度:かなり高い
粘度:低

【香】
強さ:3
コメント:
香りはそこまで強くなく、遠くに控えめで
おしとやかな女性性を持っています。

素晴らしい美しさを備えている(いた?)と思うのですが、
持続力に欠けているのが惜しいところです。

ずっと昔の写真、もう埃をかぶって
消えかけているけれど、そこに写っているのは
相当の美人。しかも、どこかであったことのある。
記憶のかなたのひと。

【味】
凝縮度:5
複雑度:4
甘味:4
酸味:2
タンニン強度:3
アルコール感:4
余韻持続度:4
コメント:
おそらく飲み頃をもうすぎているのでしょう。
香りからそうでしたが、味わいにもパワーが足りません。

花に喩えるならばすでに、しぼみ始めています。
それでも、評価を高くしたのは萎み始めでも美味しいからです。

甘み、ふくらみと凝縮感にあふれ、
満足度の高い味わいです。

写真の絵は消えかけているけれど
そこから喚起される思い出は濃厚。
そしてしばし、浸ることができる、という感じです。

【マリアージュ】
料理:ハーブ、甘みのある肉料理を華やかにします。
建築:ゴシック建築の構築の美。
音楽:ピアノや、フルート
    
MEMO:
開けた瞬間に広がる華やかな香りに、期待を膨らませ
一口飲むと、なんというセクシーで艶やかな味わいと感動。

にも関わらず、すぐにその味や香りは消えてゆく。
これは体力ないなぁ。と思いました。

以下は引用です。

マルシャンは初代のピエール・マルシャンが1813年に
Reuilly Vergy 村からモレ・サン・ドニ村へ出てきて
ワイン造りを始めました。現在ジャン・フィリップで5代目に当たります。
小区画ながら数多くの特級畑を所有し長期保存の効く
フルーティーな酸味のあるしっかりしているタイプのワイン造りを
目指しています。
モレ・サン・ドニに本拠地を置くクロード・マルシャンの息子
ジャン・フィリップが、1984年に始めたネゴシアン事業。
ジュブレ・シャンベルタンにセラーを持ち、自社畑のブドウのみを用いた
ドメーヌものも手掛ける。マルシャン家は、クロ・ド・ラ・ロッシェ、
グリオット・シャンベルタン、シャルム・シャンベルタンの
グラン・クリュをはじめ、ジュブレ、モレ、シャンボールの各村に
ブドウを所有している。
赤ワインの造りは、ブドウを除梗破砕せずに2週間醸し発酵させる方法。
http://www.rakuten.co.jp/vindu268/142282/142297/152385/149104/
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  by BRILLAT | 2007-01-12 18:51 | Bourgogne

Domaine Thierry Mortet Bougogne Rouge 2002 ★★★★★★

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お気に入り度:★★★★★★
コメント:野山を駆け回った少年時代

【基礎情報】
銘柄:ブルゴーニュ・ルージュ 2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
生産者:ドメーヌ・ティエリー・モルテ
品種:ピノ・ノワール
購入店:ワインマルシェまるやま
価格:セット購入、インポーター希望小売価格4,000円
備考:
ジュヴレ・シャンベルタンの名ドメーヌ
先ごろ、急死したドニ・モルテの弟。
ジュヴレのパワフルさも備えるトラディショナルな
ピノ・ノワールの風味を引き出した果実味主体の
バランスのよいベーシックなワイン。

【外観】
色:充分に熟成して枯れた色味を帯び始めたブルゴーニュルージュ
透明度:高い
粘度:低ー中 

【香り】
強さ:3
コメント:
果物、赤い。
植物的なアロマ。 ワイルドストロベリー。

野山をかけまわった思い出のフラッシュバック。
野イチゴを摘んで、おばあちゃんちに持って帰って
おばあちゃんが、ゆっくりとした手つきで
煮詰めて作ってくれたイチゴジャム。

ゆっくりとセピアになって
だんだんに消えてゆく、楽しかった思い出の数々。
ゆっくりと消えてゆく余韻に重ね合わせて。

【味】
濃度:4
複雑さ:3
甘味:5
酸味:2
タンニン:3
アルコール:3
余韻:4
コメント:
甘美な果実味。キメの細かいタンニン。
バランスの取れたボディ。

ピノのフルーティな魅力を
はじける若さで、でもバランスを失わずに発散している。

決して熟成された大人の魅力、官能性はないが
遊ぶ子供の微笑ましさ、弾ける鮮やかな輝きがある。

【マリアージュ】
料理:焼きリンゴを付け合せたフォアグラソテーとかよさそう
    (でもフォアグラは、ソーテルヌがやっぱいいんだよなぁ。。。)
音楽:明るいポップソングなんかあいそうです

MEMO:
CP高いと思います。
フェブレイの後に飲んだにも拘らず、少しも引けをとらない味わい。

でも、今がまさに飲み頃で、
翌日には弾けるような果実味が飛んで魅力が半減してしまったので
直ぐに飲むべきだと思います。

今回は趣向を変えて、自分の部屋で撮影してみました。
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  by BRILLAT | 2007-01-09 18:18 | Bourgogne

FAIVELEY Nuits-Saint-Georges 2004 ★★★★★★

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お気に入り度:★★★★★★
コメント:ベルベットのドレス

【基礎情報】
銘柄:ニュイ サンジョルジュ 2004
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
生産者:ドメーヌ・フェブレイ
品種:ピノ・ノワール
購入店:ヒグチワイン
価格:セット購入
備考:
フェブレイはニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置く
1825年創立のネゴシアン。しかし、他ドメーヌからの
買い付けが全体の2割程度しかない為、
ネゴというよりもドメーヌに近い存在。

【外観】
色:美しい純粋なルビー
透明度:グラデーションが強く、濃縮感高い。
粘度:中-高

【香り】
強さ:4
コメント:
木の実の香り、焼いたベーコンの香り。
豊かさで、芳醇、複雑。

エレガントなベルベットのドレスの
ドレープの穏かで優しい、ゆらめき。
静かな風-空気の流れ-を感じます。

【味】
濃度:5
複雑さ:5
甘味:3
酸味:2
タンニン:2
アルコール:3
余韻:5
コメント:
ああこの凝縮感。この余韻。
久しぶりに味わう美しき美酒。

濃縮されたエキスがぎゅっとつまった感じ。
ひとくち、もうひとくち、と進む美味しさ。

【マリアージュ】
料理:
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豚バラを3日間煮込んで作りました。
ほろほろとトロける豚バラが、赤ワインとマッチします。
もともとアンジュ料理のリヨーを作ろうか迷ったのですが
煮込みにしました。ハーブの複雑な風味が香り、体もあたたまります。

音楽:甘美なピアノ独奏。ピアニストの弾く、ゆるやかな旋律。

MEMO:

太陽王ルイ14世の頃からその名を知られた
ワイン銘醸地、コート・ド・ニュイ。その中心となるのが
ニュイ・サン・ジョルジュ村です。
特級畑がないにも関わらずそれに匹敵する
多くの1級畑を持つことから、「知られざるグラン・クリュ格の村」
「ブルゴーニュ通の隠れ家」として愛されています。
ヴォーヌ・ロマネと地続きの北側は豊潤でエレガント、
硬い石灰質土壌の南側は骨格のある果実味が持ち味です。

http://www.lusc.jp/lu/detail.php/400433

ハーフボトルのセットを購入しました。
これは、やはり美味しい。

値段と味は、どうもブルゴーニュでは
ほぼ狂いなく比例するようです(もちろん低価格帯ですよ!)。
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  by BRILLAT | 2007-01-08 19:21 | Bourgogne

Francois Parent Bourgogne Pinot Noir 2002 ★★★

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お気に入り度:★★★
コメント:これは料理ワイン行きだなぁ・・・

【基礎情報】
銘柄:ブルゴーニュ ピノ・ノワール2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
生産者:ドメーヌ・フランソワ・パラン
品種:ピノ・ノワール
購入店:ワインマルシェまるやま
価格:インポーター希望小売価格3000円
備考:
由緒あるポマール、パラン家のフランソワが
ミシェル・グロの妹アンヌ・フランソワーズと
設立したドメーヌ。
現当主は17世紀半ばから12代目という伝統あるワイン生産者で、
その歴史の間には第3代アメリカ大統領トマス・ジェファソンが
このドメーヌのワインを気に入り、
ホワイトハウスで振舞ったという逸話がある。

【外観】
色:透明度高い少しくすんだブルゴーニュルージュ(平均的色合い
透明度:高い
粘度:低い

【香り】
強さ:2
コメント:ほとんど香らず。遠くでクリーミーな、甘い何かが
      ある気がする。。。

【味】
濃度:2
複雑さ:3
甘味:2
酸味:1
タンニン:1
アルコール:2
余韻:
コメント:
少しミネラル感があり、それなりの
アルコールのアタックを感じます。
しかし結局それだけで、

まるで、

砂場で遊んでいるとき
手で砂を掴んでみても
全て流れ落ちて、
何も手には残らないかのような。。。

もどかしさ も感じません。
もう、わかっていることですし。

というか、いままでのACブルもおそらく
点数甘めにつけてますね。

この機会に改めます。
このワインはいままでのACブルとさほどに変わりません。
しかし、この程度では★は3つですね。

【マリアージュ】
料理:あわせるより、料理に使ってみますw
音楽:―

MEMO:
うーん。これは、浅いですね。残念。
さすがに、このレベルのワインの味のヴァリエーション、
そして深さは見えてきたように思います。
革命を起こしてくれるACブルはあるのでしょうかw

ちょっと上級レベルも試して見ます。
それにしても ほんとに最近はピノばっかりだなぁ。。。
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  by BRILLAT | 2007-01-08 11:34 | Bourgogne

Jacques Cacheu & Fils Bourgogne Les Champs D'Agent 2002 ★★★★★+

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お気に入り度:★★★ → ★★★★★+
コメント:野犬の護る重厚な扉

【基礎情報】
銘柄:ブルゴーニュ "レ・シャンプ・ダルジャン" 2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ
生産者:ジャック・カシュー
品種:ピノ・ノワール
購入店:ワインマルシェまるやま
価格:2480円
備考:
ヴォーヌ・ロマネの名ドメーヌ。
"レ・シャンプ・ダルジャン"の畑名を
エチケットに記載している。

【外観】
色:濃く、厚みのある凝縮間のあるルージュ
透明度:中。グラデーション変化大
粘度:低ー中

【香り】
強さ:4
コメント:
ヴォーヌ・ロマネはこういう香りなんですね。
(まぁACブルではあるのですが)
以前のフレデリックマニャンでも感じた、
動物的な獣の香りの要素が感じられます。

しばらく置いておくことで、
動物“臭”から、芳醇な、豊かな香りと呼べるものに
変化します。

【味】
濃度:3 → 4
複雑さ:4
甘味:3
酸味:3
タンニン:4
アルコール:2
余韻:1 → 3
コメント:
当初、水のように薄っぺらいものの、
香りの独特な動物性が味わいにも出ています。

もう少し品があれば“官能性”も出てきそうですが
これでは、ただの動物でしょう。
動物の体臭がプンプンします。

余韻も、味わいの奥の深さも甚だ低いです。
値段相応のワインといえます。

しかし、しばらく置いておくと
数日間で、大きく変化。これは凄いです。
ラズベリーの香りやチェリー、カシス。。。

複雑な思考、思慮深い性格、奥行きを感じさせる。

野犬のような動物かと思っていたら、
動物は門番に過ぎず、
その重厚で巨大な扉の向こうには

果物が生い茂る、
古代ギリシアの楽園が広がっていました。

【マリアージュ】
料理:むしろ個性的な魚料理に合うのでは。
    くさみのあるジビエにもいいかもしれません
    軽い肉料理、とくにラムとの相性良し。

音楽:なんとなくレディオヘッド。

MEMO:
僕はヴォーヌ・ロマネ村のもしかしたら
“よく熟成した”ワインが好きなのかもしれません。

動物の体臭のような香り。

大きく変化する性格。

ACブルにして、哲学的な深みのあるワインになりましたが
もっと上級クラスならば、どういう風に変化するのでしょう。
この造り手の村名も試してみたいと思わされました。
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  by BRILLAT | 2007-01-05 09:05 | Bourgogne

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