2007年 01月 17日 ( 2 )

 

Bouchard-Pere et fils Beaune du Chateau 1er Cru Rouge 2002 ★★★

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お気に入り度:★★★
コメント:やさしく微笑む唯一の理解者

【基礎情報】
銘柄:ボーヌ・デュ シャトー  プルミエ クリュ 2002
国:フランス
地域:ブルゴーニュ、ボーヌ
生産者:ブシャール・ペール・エ・フィス
品種:ピノ・ノワール
購入店:ヒグチワイン
価格:ハーフ、セット購入
備考:
ブシャール・ペール・エ・フィスです。
もはや説明も要らないくらいのブルゴーニュのビッグネーム。

ブシャール ペール エ フィス社は、1731年、
ミッシェル ブシャールによってボーヌの街に創業されました。
当初は織物商としてのスタートでしたが、息子ジョセフの代に
ワイン業にも参入し、1775年には、ヴォルネー畑、タイユピエ畑など、
現在の1級畑にあたる優れた区画を購入。
醸造元でもありワイン商でもあるという、
今日まで続く会社形態の礎を築きました。
会社が大躍進を遂げるのは、
三代目のアントワーヌ・フィリベールの時代でした。
1789年のフランス革命で、それまで協会や貴族の所有だった葡萄園が
国に没収され、民間に払い下げられ始めると、
アントワーヌ・フィリベールは、あらゆる機会をとらえて、
優秀な畑を購入しつづけました。
実に101歳という長寿を誇ったこの三代目の方針は、
その後も営々と引き継がれ、現在では、
コート・ドールとブーズロンに総面積130ヘクタール。
内グラン クリュが12ヘクタール、プルミエ クリュが74ヘクタールという、
他の追随を許さぬ大葡萄園主にまで成長したのです。
(http://a-wine.jp/france/fr-bourgogne030720.html)

【外観】
色:透き通るルージュ、少し枯れている
透明度:著しく低い
粘度:低い

【香】
強さ:2
コメント:
奥の奥底。そこにある宝石に手を伸ばす。
それくらいに遠い香り。しかし、大きな魅力。

【味】
凝縮度:1
複雑度:2
甘味:2
酸味:2
タンニン強度:2
アルコール感:2
余韻持続度:3
コメント:
久しぶりに、エキス分の美味しさを味わうワインです。
するすると水のようにいける飲み口と、
親しみやすい料理と喧嘩しない味わい。
その遥か向こうで、ベールにつつまれた神々しい何かが
あるような気がします。

徐々に、キノコのようなピノ的な。。。それも、ハカナイもの。

たとえれば
誰も理解者が無く、一人で悲しみにくれてきた拗ねた若者が
あるとき一人だけ、異性の理解者を得たささやかな喜び。

それも友人に言うでもなく、“ナイコウ的”に抱え込んでいる。

とにかく、つかみそうでつかめない。
ブルゴーニュってこうなんですよねぇ。ホントにタチが悪いwww

だからこその魅力。
初心者には、ゼッタイ勧めないたぐいです。

【マリアージュ】
料理:だめです。みけんにしわを寄せて味わいましょうw
建築:―
音楽:―
絵画:―
   
MEMO:
だめだなぁ ピノは。 
追いかけても 追いかけても・・・・

これだから やめられない!! w


英語の塾をふたつ掛け持ちすることになりました。
資格試験も勉強しなければならず、
結局大学最後の卒業旅行にも行けそうにありません。

勉強します。

それもまた人生でしょう。 がんばります。

ここに来て、やはりワインは値段ではない。
という確信がかすかに芽生えつつあります。
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  by BRILLAT | 2007-01-17 21:30 | Bourgogne

Domaine Galevan Cotes du Rhone Rouge 2003 ★★★★★★+

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お気に入り度:★★★★★★+
コメント:スウィート・ヴァレンタイン・ノスタルジア

【基礎情報】
銘柄:コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2003
国:フランス
地域:コート・デュ・ローヌ
生産者:ドメーヌ・ガレヴァン
品種:不明(グルナッシュ多めなのでは
購入店:ヴェリタス
価格:1380円
備考:
ガレヴァンは名門蔵が乱立するシャトーヌフ・デュ・パプの心臓部、
クルテゾン村にあります。この村には、有名蔵、ピエール・アンドレ、
オタール、クロ・デュ・カイユー、またジャナスとボーカステルの
お膝元でもあるのです。 じゃがいものような小石がゴロゴロの畑に、
樹齢の古いブドウの木々が整然と植えられています。
樹齢が70歳を過ぎたグルナッシュは、もう佇むだけで、深みと風格があり、
ブドウの木というよりも人のよう。どこまでも続いている古木の畑、
お手入れも見事。でも除草剤など使いませんから、
小さなお花が石の間をぬって、一生懸命咲いています。

【外観】
色:純粋な、美しいガーネット
透明度:中
粘度:中~高

【香】
強さ:5+
コメント:
チョコレートの甘み。
とろけるようなロマンティシズム。

【味】
凝縮度:6
複雑度:4
甘味:6
酸味:3
タンニン強度:5+
アルコール感:5+
余韻持続度:4
コメント:
シラーの性格よりも、グルナッシュの性格が
強く出ているようです。
今飲んでも美味しいですが、
まだまだ寝かせてもいいかも。

濃縮された甘み、渋みと強烈なタンニンやアルコールの
バランスは当初かなり良かったものの
時間の経過と共に、強いアルコールとタンニンが
目立つようになってしまいました。

そのショコラの香りが
冬の寒い季節の中であたたかさを与えてくれた
毛糸のマフラーを連想させます。

ロマンティックなバレンタインデーの思い出。
チョコレートの溶けたような、甘ったるい香り。

甘酸っぱい恋。渋い失敗の記憶。


NOSTALGHIA.


セピア色の思い出がイキイキと色づいて
ワインの中で徐々に息を吹き返し、
誰もが経験したことのある暖色の “あの頃” へと誘うのです。

【マリアージュ】
建築:ヘンデルとグレーテルの見つけた、お菓子のお家
    スウィートキャンディのような、子供の好きな世界観。

絵画:『101回生きた猫』
    絵画でなく、絵本です。子供向けでありながらビターチョコの
    要素も併せ持つ味わい深さ。 
    できれば Vivid な色彩があればなおよし。

音楽: ・ ヴァイオリンのとろけるような旋律
     ・ ストーンズ初期のこすれた、ねっとりとまとわりつくような音源
   
MEMO:
当たりワイン続きです。

うまくできてるローヌワインは、
どこかしらに気品が漂うように思います。

このワインは、ブルゴーニュのような
繊細さには欠けますが、それを補って余りある大きな魅力。
感性に訴えかける何かを有しています。

そして、その何かには
誰もが経験したであろう、遠い日の
ノスタルジアの彼方へと連れ去ってしまう力があります。
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  by BRILLAT | 2007-01-17 12:24 | Cotes du Rhone

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