Domaine Galevan Cotes du Rhone Rouge 2003 ★★★★★★+

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お気に入り度:★★★★★★+
コメント:スウィート・ヴァレンタイン・ノスタルジア

【基礎情報】
銘柄:コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2003
国:フランス
地域:コート・デュ・ローヌ
生産者:ドメーヌ・ガレヴァン
品種:不明(グルナッシュ多めなのでは
購入店:ヴェリタス
価格:1380円
備考:
ガレヴァンは名門蔵が乱立するシャトーヌフ・デュ・パプの心臓部、
クルテゾン村にあります。この村には、有名蔵、ピエール・アンドレ、
オタール、クロ・デュ・カイユー、またジャナスとボーカステルの
お膝元でもあるのです。 じゃがいものような小石がゴロゴロの畑に、
樹齢の古いブドウの木々が整然と植えられています。
樹齢が70歳を過ぎたグルナッシュは、もう佇むだけで、深みと風格があり、
ブドウの木というよりも人のよう。どこまでも続いている古木の畑、
お手入れも見事。でも除草剤など使いませんから、
小さなお花が石の間をぬって、一生懸命咲いています。

【外観】
色:純粋な、美しいガーネット
透明度:中
粘度:中~高

【香】
強さ:5+
コメント:
チョコレートの甘み。
とろけるようなロマンティシズム。

【味】
凝縮度:6
複雑度:4
甘味:6
酸味:3
タンニン強度:5+
アルコール感:5+
余韻持続度:4
コメント:
シラーの性格よりも、グルナッシュの性格が
強く出ているようです。
今飲んでも美味しいですが、
まだまだ寝かせてもいいかも。

濃縮された甘み、渋みと強烈なタンニンやアルコールの
バランスは当初かなり良かったものの
時間の経過と共に、強いアルコールとタンニンが
目立つようになってしまいました。

そのショコラの香りが
冬の寒い季節の中であたたかさを与えてくれた
毛糸のマフラーを連想させます。

ロマンティックなバレンタインデーの思い出。
チョコレートの溶けたような、甘ったるい香り。

甘酸っぱい恋。渋い失敗の記憶。


NOSTALGHIA.


セピア色の思い出がイキイキと色づいて
ワインの中で徐々に息を吹き返し、
誰もが経験したことのある暖色の “あの頃” へと誘うのです。

【マリアージュ】
建築:ヘンデルとグレーテルの見つけた、お菓子のお家
    スウィートキャンディのような、子供の好きな世界観。

絵画:『101回生きた猫』
    絵画でなく、絵本です。子供向けでありながらビターチョコの
    要素も併せ持つ味わい深さ。 
    できれば Vivid な色彩があればなおよし。

音楽: ・ ヴァイオリンのとろけるような旋律
     ・ ストーンズ初期のこすれた、ねっとりとまとわりつくような音源
   
MEMO:
当たりワイン続きです。

うまくできてるローヌワインは、
どこかしらに気品が漂うように思います。

このワインは、ブルゴーニュのような
繊細さには欠けますが、それを補って余りある大きな魅力。
感性に訴えかける何かを有しています。

そして、その何かには
誰もが経験したであろう、遠い日の
ノスタルジアの彼方へと連れ去ってしまう力があります。
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  by BRILLAT | 2007-01-17 12:24 | Cotes du Rhone

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